NextDrive、台湾のエネルギー 2.0 の実現に向け、スマートコミュニティの実証実験開始

NextDrive Co. (本社:台湾台北市、代表取締役 CEO:顏哲淵、以下NextDrive)は、台湾のエネルギー 2.0 の実現に向け、2019 年 10 月より、台北市において、スマートコミュニティの実証実験を開始しました。

エネルギー変革を加速している台湾では、「グリーン・安全・安定」の持続可能な給電の目標を達成するため、スマートグリッド(次世代送電網)とコミュニティ・エネルギー・マネジメント・システム(Community Energy Management System、以下 CEMS )の導入を検討する地方政府が増えています。この度、NextDriveは、台北市忠孝東路 6 段に所在する「台電宜舍」という賃貸マンションに CEMS を導入し、「創エネ・蓄エネ・省エネ」三つのコンセプトを実現するスマートコミュニティの実証実験を開始しました。

​▲台電宜舍の外観、今回の実証実験の拠点

CEMS で、次世代分散型エネルギーの基盤を築く
今回の実証実験では、プロパティマネジメントさんに CEMS のサービスを提供しながら、一般ユーザー向けのホーム・エネルギー・マネジメント・システム(Home Energy Management System、以下 HEMS )のサービスも展開しました。この先、台電宜舍の実証実験だけではなく、各地域の実証拠点を増やしつつ、データを収集して様々な住宅に対応のモデルを作り、電力調達をもっとスマートにさせようと考えております。

創エネ・蓄エネ・省エネを同時に実現:太陽光発電、フライホイール・バッテリー、電力可視化
実証実験の中核である Cube のハードウェアの仕様には、有線の PLC と無線の Wi-SUN 二種類の通信技術でスマートメーターに繋がることができます。この度の実証の一環として、二つの通信経路の通信安定性を評価することにより、台湾の環境に一番適切な通信技術を検討していきたいと思っています。近い将来、「太陽光パネル」と「フライホイール・バッテリー」の導入計画もあり、スマートメーターと発電・蓄電設備を接続することで、コミュニティ内全ての発電量と電力消費実績を把握でき、「創エネ・蓄エネ・省エネ」三つの目標を同時に実現することが可能になります。

リアルタイム監視、コミュニティ電力の調達:CEMS
ソフトウェアの部分では、プロパティマネジメントさん(本プロジェクトでは、宜舍のことを示しています。)に CEMS を提供しました。プロパティマネジメントさんは、CEMS を利用することで、気軽にコミュニティ内の空間別、用途別の電力データが把握でき、電力消費実績に異常が発生した際、速やかな対応ができるようになります。

▲NextDrive CEMS の UI イメージ

省エネのライフスタイルを実現:HEMS
一般ユーザーは、HEMS のサービスを通じ、自分の部屋と共有スペースの電力データをパソコンでチェックしたり、管理することができます。さらに、宜舍の60戸の内の10戸は、NextDriveのEcogenie HEMSサービスも導入し、スマートフォンのアプリで電力データの見える化だけではなく、Cubeとエアコンを接続することで、リモート操作もできるスマートライフスタイルを送れるようになりました。

​▲NextDrive Ecogenie の UI イメージ

今回の宜舍の実証実験を通し、これから台湾で低圧スマートメーターの導入とデマンドレスポンス(Demand Response、DR)の実現可能性を検証します。更に、電力データの活用とスマートグリッドの安定から利益を生み出す運用を検討し続けたいと思っています。